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書籍出版

10年後に生き残るための<br>建設DXの現在地

10年後に生き残るための
建設DXの現在地

小松延顕 著

定価: 1,600円+税
発行: 2022年3月3日
ISBN: 978-1-8014-8352-1
体裁: 四六版 ソフトカバー並製 192ページ

ウッドショックによる原材料費の高騰、慢性的な人手不足など、中小建設業を取り巻く経営環境は厳しさを増す一方です。
その解決のため、「DX=デジタルトランスフォーメーション」の必要性は、まさに待ったなしの緊急課題です。 本書は中小建設業の業務を徹底的に効率化し人手不足も解消するなど、デジタル化による生き残り戦略を具体的にわかりやすく提言します。 中小建設業は業務管理がいまだに紙ベースの企業も多く、DXという側面では大きく出遅れています。本書では中小建設業が「業務統合システム」の導入により、画期的な業務効率化や売上利益率の増大を実現する方策をわかりやすく詳述しています。

【コンテンツ】

1章 建設業のコア業務をデジタル化すると自社の未来が見えてくる
①デジタル化によって何が便利になるのか
②業務を効率よくデジタル化できているか
③未来はもっと徹底された便利化が現実になる
④業務統合システムは経営思考をも変える
⑤デジタル化で起こりうる差別化成功ストーリー

2章 経営変革はデジタル化による立体理解から始まる
①社内リソースを循環的に関与させる「仕組み」づくり
②人的リソースの問題もドミノ式に解決
③蓄積データが成約率を上げていく
④サービスの安定からキャッシュ管理まで「一元管理」する
⑤キャッシュフロー管理や資金繰りにも有効
⑥働き方改革と2024年問題が建設業浮沈のカギに
⑦働き方改革の波に乗るために業務統合システムという船を出す

3章 なぜ、今まで中小建設業のデジタル化がうまく進まなかったのか
①99%の中小建設業でデジタル化が進んでいない現実
②パッケージソフトの重複使用で満足できるか?
③受託開発は99%の中小建設業にアプローチされていない
④パッケージソフトに合わせた業務の仕組み化に意味はない
⑤システムの導入自体がゴールではない
⑥職人集団として存続するか 元請化して脱皮するか

4章 絶えず顧客満足度を向上し続ける業務統合システム
①システム化や仕組み化が、顧客に評価されるための第一歩
②業務統合システムの理想的なロールモデルはどのようなものか?
③業務統合システムの開発を通じて自社の課題が浮き彫りになる
④業務統合システムはリードに始まりリードに終わる
⑤リードは新人育成とユーザーサービスにも相乗効果を発揮

5章 社内リソースの割き方とマインドセットのあり方
①変化を受け入れてもらうためには腹落ち(マインドセット)を先行
②社内体制や自社文化にも好影響を与える開発環境とは
③オンライン業務体制においても社内リソースを最大活用できる
④自社のデータを護ることができるプラットフォームを選ぶ
⑤デジタル化によって業務効率化や利益が循環しながら高まっていく

【著者紹介】

小松延顕
小松延顕(こまつ のぶあき) 1980年 千葉県生まれ 千葉県立八千代高等学校卒業後、株式会社No.1に入社し、中小企業に 複写機を販売する営業部に配属。年間販売台数トップの成績を収め、入社2年半後に立川支店の支店長に昇格。後に新規事業立上げを行う部署のマネージャーに就任。フリーペーパー事業などを立ち上げる。 2006年に株式会社Office Concierge(オフィスコンシェルジュ)を創業。1人の担当コンシェルジュがクライアントのオフィスで必要なものをまとめて対応するという、独自のコンセプトで多種多様なOA機器やITシステムを販売。その後、建設業に特化した業務統合システム「建設BALENA」を自社開発し、販売および運用・保守サポートまでを一貫して行っている。

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