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本作りの現場から

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2020.09.09

不妊治療、ゆっくりしていて大丈夫?!

私事ですが、ここのところ身近でベビーの誕生が重なりました。ハッピームードのなか、親の本音はもう少し事情が許せば、2・3 人は子どもを欲しいとのことですが、現実的にはなかなか難しそう。経済的・年齢的なことがその理由。

少子化の原因の 1 つに、若い人、特に女性の生き方の選択肢が増えた事があるといわれています。気力と体力が充実して仕事のキャリアを積み上げる時期が、妊娠・子育ての時期と重なるので、結果的に時期を逸してしまう。

でも、もしもその時期を「卵子凍結保存」によりずらすことができれば、子どもを持ちたい人たちにとっての選択肢が大幅に増えることになります。

「卵子凍結保存」というインパクトのある言葉に最初は戸惑っていましたが、実態を知ると自分の中で価値観が変わっていくのを感じました。このままでは、本当にまずい!

ようやく不妊治療の公費負担に関して政府が具体的に検討するようですが、そういっている間にも時間は過ぎていきます。

この情報をいちばん届けたい、まだ時間があると思っている方たちに、実はそれほど残された時間はないということを、どのようにわかりやすく伝えるか。難しいのですが、いちばん頭を使ったところです。

先日刊行した「卵子の凍結保存 妊活法」と、身近のベビーブーム、自民党総裁選候補者の政策発表をみて思ったことでした。


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